人は二度死ぬ。
「人は二度死ぬ。 一度目は肉体的な死。 二度目は人から忘れ去られるときの忘却による死。」
これは2016年7月7日に亡くなった永六輔さんの言葉だよ。
人は忘れ去られることが一番辛いよね。
人から無視されるとか関心を持たれなくなるとか。
アニメのワンピースでこういうシーンがあるよ。
「人はいつ死ぬと思う?」
「心臓をピストルで打ち抜かれた時。」
「違う!」
「不治の病に冒された時。」
「違う!!」
「猛毒キノコスープを飲んだ時。」
「違う!!!」
「人に・・・忘れられた時さ!!!!」
レオナルドダヴィンチやモーツァルトのようにいつになっても誰かが知っている存在もあれば、我々のように死後いつしか忘れられる存在もある。
でも生きていながら誰にも関心を持たれず無視される人間はもう死んでいるんだね。
「人」という字は、ヒトとヒトが寄り添っている象形文字だって小学生の頃に習ったことをよく覚えている。
ウサギは寂しいと死んでしまうってよく言うよね?
寂しいだけでは人は死ねないけど、生きている希望が無くなったら死んでいるのも同然かもね。
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