「好きの反対は嫌いではなく無関心」なんだよね?

無関心、つまり「どうでもいい」ということだね。
好意も嫌悪の感情も、心が揺さぶり動いているので関心があるということに違いないからね。
でも無関心な人に対してはそのような感情がわかないよね。
だから好きの反対は無関心なんだ。

この名言「好きの反対は無関心」はハンガリー出身のユダヤ人作家、エリ・ヴィーゼルの言葉だよ。
彼は自らのホロコースト経験を自伝的に書き、ノーベル平和賞も受賞した。
彼は「愛の反対は無関心」と言っている。
エリは、愛の反対が無関心であるのみならず、美の反対も醜さではなく、信仰の反対も異端ではなく、生の反対も死ではなく、すべて無関心であると言った。
彼は、ユダヤ人というだけで少年時代に受けた不条理と、それに手を差し伸べられな い民衆をみたことで、愛の反対は憎悪ではなく関心をもたないことだと考えた。
他人から無視されることは本当に辛い。
人は一人では生きていけないからね。

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